おしりのぶつぶつの赤みの正体はニキビや粉瘤?

 

おしりにぶつぶつした赤みがあると、いざ人に見せるときに恥ずかしいですよね…。
一体おしりのぶつぶつした赤みが何なのか気になりませんか。ぶつぶつの赤みの原因によって、治療方法も変わってきます。
おしりのぶつぶつした赤みが何であるか、紹介していきます。

 

おしりのぶつぶつした赤みはニキビ?粉瘤?それとも?

おしりのぶつぶつの赤みは次の場合が考えられます。

 

  1. ニキビ
  2. 粉瘤
  3. おでき(せつ)
  4. 毛包炎(毛嚢炎)
  5. 毛孔性苔癬

 

それぞれ治療の仕方が変わってくるので、何なのか見極めることが大切です。それぞれの特徴や原因などを見ていきましょう。

 

ニキビ

 

特徴

  • できものの中心に白っぽい芯がある。
  • しこりはないが、痛みがある。

 

おしりニキビは少し赤みがかっています。炎症が進んでいくと腫れと痛みが出てきます。しこりはないですが、真ん中に白い芯があるのが特徴です。

 

おしりニキビの原因

 

お尻ニキビの原因として、乾燥や毛穴のつまりの場合が挙げられます。

 

乾燥

おしりは下着によるしめつけや座りっぱなしによって、血流が悪くなりやすい部位です。血流が悪くなると、毛細血管にまで栄養が行き届かないため、肌が乾燥します。乾燥すると肌のバリア機能が落ち、ニキビの原因である「アクネ菌」が入り込みやすくなるのです。そして、おしりニキビになります。

 

毛穴のつまり

 

おしりは下着のしめつけだけではなく、摩擦によっても刺激を受ける部位です。刺激を受けると刺激から肌を守ろうとして角質化が起きます。角質化が進むと、毛穴の汚れを排出しづらくなります。そして、毛穴が詰まってしまい、おしりニキビとなるのです。また、角質化はおしりの黒ずみの原因となります。

 

粉瘤

 

特徴

  • 皮膚の表面に穴があいていて、見かけが黒い点
  • 皮膚の中にしこりがある。指でつまめる。
  • しこりが臭いを発している。

 

粉瘤とは脂肪のかたまりのことを言い、別名アテロームとも呼びます。垢や脂肪が毛穴の中に溜まってしまい、皮膚が盛り上がっている良性の腫瘍です。毛穴の表面に穴があいていることが特徴です。
粉瘤はニキビのように自分で治療できるものではありません。治療するためには皮膚科を受診する必要があります。
通常は痛みもかゆみもないので放っておきがちですが、放っておくと細菌感染などを起こし、炎症を起こす場合があります。粉瘤かもしれないと感じたら、皮膚科を受診するようにしましょう。

 

おしりニキビのセルフケアに効く成分は?

おしりニキビは、保湿により肌のバリア機能を高めることで、改善できるだけでなく予防にもなります。出来てしまった部位には抗炎症作用がある成分を使用し、ニキビ跡は美白成分でケアしましょう。

 

肌のバリア機能を高める成分

 

セラミド…肌の角質層にある成分。肌の保水力を高める
ヒアルロン酸…1gで6Lもの保水力を持つ成分。
コラーゲン…肌の弾力性を保ち、みずみずしさを保つ。

 

赤みや炎症を抑える抗炎症成分

 

グリチルリチン酸2K…甘草から抽出した成分。解毒作用や抗アレルギー作用がある。
アラントイン…消炎作用があり、やけどや創傷などの皮膚疾患に使われる。
カミツレエキス…グリチルリチン酸に次ぐ抗炎症作用を持つ。

 

ニキビ跡をケアする美白成分

 

トラネキサム酸…メラノサイトの活性化を予防し、シミの生成を抑える。
プラセンタエキス…豊富な栄養を含み、美肌に導く成分。
ビタミンC誘導体…抗酸化作用や美白作用を持つ成分

 

おしりニキビをセルフケアで治す方法

おしりニキビを防ぐには、ムレを防ぐために通気性の良い下着を使用し、バランスの良い食事、質の良い睡眠をとるなど、生活習慣の改善が欠かせません。

 

通気性のよい下着をつける

 

通気性の悪い下着をつけていると、ムレが生じ、毛穴が詰まりやすくなります。通気性のよい綿などの下着をつけるようにし、ムレないようにすることが大切です。また、しめつけの強い下着をつけると、血流が悪くなりますので気をつけましょう。

 

バランスの取れた食事を摂る

 

おしりニキビをケアするにはバランスの取れた食事をすることが大切です。脂質の高いものばかり食べていると、皮脂の分泌が過剰になり、毛穴が詰まりやすくなります。バランスの取れた食事を摂ることでニキビを予防することができます。

 

良く睡眠をとる

 

睡眠不足になると肌のターンオーバーが乱れやすくなります。ターンオーバーが乱れると、角質が毛穴に溜まりやすくなり、ニキビの原因となってしまいます。また、睡眠不足が続くとホルモンバランスが悪くなり、皮脂の分泌が過剰になってニキビができやすくなるでしょう。睡眠不足は肌の敵なので、睡眠は十分に取るようにすることが、おしりニキビの予防へつながります。

 

 

おでき(せつ)

 

特徴

  • 赤い腫れがある。
  • 膿みが溜まっている部位が柔らかい。
  • 痛みがある。

 

おできはニキビとよく勘違いしやすい症状を持つ皮膚の病気です。ニキビの原因は毛穴の詰まりが主ですが、おできは毛穴の毛包に黄色いブドウ球菌が侵入し、化膿したものを指します。赤く腫れたり、熱を持ったりしますが、皮膚科で適切な治療を受ければ1週間程度で腫れは引くでしょう。おできの原因は、ストレスによる免疫力低下などが考えられます。

 

毛包炎(毛嚢炎)

 

特徴

  • 小さく赤い発疹がある。
  • 発疹の真ん中に赤い膿みがある。

 

毛包炎は毛穴の奥の毛包に黄色ブドウ球菌などが繁殖して起こる皮膚疾患です。小さく赤い発疹ができるのが特徴で、発疹の中央が赤く膿む場合もあります。毛包炎は放置しても数日で治る場合が多いです。まずはおしりを清潔にして、ケアするようにしましょう。

 

毛孔性苔癬

 

特徴

  • 小さく赤いブツブツとした発疹が範囲広く広がっている。

 

毛孔性苔癬は身体の毛穴に角質が溜まりすぎて表皮が盛り上がり、発疹ができる皮膚疾患です。小児期や思春期にできやすく、遺伝の可能性もあります。痛みやかゆみが生じないので、日常生活を送るうえで問題になることはありませんが、見た目が気になる場合は皮膚科で治療したり、スキンケアを見直す必要があるでしょう。

 

おしりのぶつぶつの赤みには様々な原因がある

 

おしりにできるぶつぶつとした赤みが何であるか、見てきました。一言にぶつぶつと言っても、原因も症状も様々にありますね。セルフケアで治らない場合は、皮膚科にかかることが大切です。症状に合ったケアを行い、つるつるのおしりを目指しましょう。